野球・スイング速度と握力との関係

前回は『野球・投球速度と握力との関係』と題して書きました。

今回は小学生から高校生までの「スイング速度」と、全身の筋力の指標とされる「握力」との関係を見てみたいと思います。

*ボトムハンドとはバットを握った時に下側に来る手のことを言います。右打者なら左手、左打者なら右手となります。

*トップハンドとはバットを握った時に上側に来る手のことを言います。右打者なら右手、左打者なら左手となります。

さて、スイング速度と握力との関係は、グラフを見る限り、比例する関係にあると言えるかと思います。

青少年の選手においても、筋力が強い選手はスイング速度が速いと言えそうです。

 

ボトムハンドとトップハンドを別々で調べてみましたが、特に際立った違いは無さそうです。

ただ、もっと母数を増やせば何か違いが見えてくるかもしれません。

これらの結果を見ると、野球は筋力が大事だから、筋トレをすれば上手くなる!と単調に考えてしまいがちです。

しかし、野球の本質は、速いボールを投げることでもなければ、速いスイングをすることでもありません。

ここを間違えてしまえば、野球が陸上競技のように記録を競う競技となってしまいます。

実際、ピッチャーが今何キロ投げたのかだとか、バッター打った打球は今何メートル飛んだのかだとか、そういう陸上競技の記録を競うような見方がされていることは否めません。

 

ボールが遅くても抑えられます!

スイングが遅くても点は取れます!

*もちろんボールが速いに越したことはないし、スイングが速いに越したことはないので、そこも目標としています。

野球の本質を決して見失うことなく、投球速度とスイング速度の向上を目指していくのが岐阜・野球塾B.A.Gのレッスンです!

スイング速度でもライバルとの差をつけたいと考える選手たちの挑戦をお待ちしております。