少年野球の大事な試合・大会前にやるべきでない3つのこと

少年野球では各地で熱戦が繰り広げられている今日この頃。

前回は大事な試合・大会前に必ずやるべきことを3つお伝えしました。

今日は「やるべきではないこと」を3つお伝えしたいと思います。

 

  1. 野球道具を新しくすること
  2. ピッチング・フォーム、バッティング・フォームを変えること
  3. 対戦相手チームを意識し過ぎること

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

1.野球道具を新しくすること

野球道具を試合・大会前に新しくすることはおススメできません。

例えば、スパイク。
履きなれていない靴で歩くと靴ずれを起こすように、スパイクでも同様のことが起こります。

また新しいスパイクの歯は踏ん張る感覚が異なり、捻挫する可能性が高まります。

スパイクのみならず、グローブ、バット等、様々な野球道具は最低でも2~3ヶ月前には新しくするならばして、慣らすことが大切です。

当然、慣れるのまでには時間がかかるものです。

 

2.ピッチング・フォーム、バッティング・フォームを変えること

ピッチング・フォーム、バッティング・フォームを試合・大会前に変えることもおススメできません。

もちろん、多少の微調整が必要になることはありますが、大きく変えてしまうと上手くいかないことが多いです。

フォームの改造は試合・大会のない期間に行なうのが良いと思います。
プロ野球選手たちも、日々試行錯誤しながら年間140試合を行ないますが、フォームの改造は基本的にはオフに行ないます。

*ただし、レッスンで初見の選手たちの中で、急を要する場合には、例外的にフォームに手を付ける場合があります。

 

3.対戦相手チームを意識し過ぎること

対戦相手チームの情報を仕入れ、分析し、研究することはとても大切なことです。

しかし、それ以上にもっと大切なことは、自分たちの持てる力を全て発揮できるように準備することです。

少年野球では自滅パターンの試合展開がとても多いです。

自滅パターンとは四死球とエラーで点を取られて負けることです。

相手を意識するなという話ではなく、自分たちの実力発揮を最優先課題としてほしいということです。

 

大事な試合・大会を前にすると、不安や心配が高まり、上記のような3つの行動に出る場合があります。

絶対にしてはいけないという話ではありませんが、私の経験上、やるべきではないと思います。

ご参考にしてみてください。